
今後、新規集客はますます難しくなっていきます。
高齢化と共に人口減少が進んでいます。
さらに、2019年現在日本では女性の45%以上が50歳上の方です。
この状況からみて、今後サロンの経営の仕方は大きく変える必要があると感じています。
その一つとして 新規集客の見直しです。
新規集客と聞くと費用や労力がかかり、大変なイメージをお持ちかと思います。
やはり、オススメしたいのは、既存のお客さんからご紹介をして頂くことです。
そこで今回は、紹介客を増やす3つのポイントについてお伝えします。
1紹介があることを理解してもらう
いきなり、ご紹介をお願いするのではなく、予めサロンではご紹介のお客さんがいることを知ってもらいましょう。
紹介をして頂けない理由の一つとしてお客さんが「ご紹介していいのかな?」といった疑問を持っている場合があります。
例えば、
『ブログ・初回カウンセリング・ホームページ』といったように紹介が実際にあることを事前に情報としてお伝えしておく。
そうするコトで、紹介をお願いした時にお客さんの受け入れやすさが変わります。
2紹介してもらう方を具体的イメージして貰う
「誰かお友達や家族を紹介してください」とお願いしただけでは紹介のインパクトに欠けます。
そうではなく、より具体的にどんな人を紹介して欲しいのか?を伝えることが紹介のポイントです。
例えば、、、
「爪が弱いけどネイルをしたいとお悩みの方はいませんか?」
「家事が終わって朝のゆったりとした時間にネイルサロンに行きたいと言っていた方はいませんか?」
など
・あなたのサロンで強みやウリとしている価値を求めている人
・理想のお客さん(ペルソナ)に近い人
といったように具体的に人物が思い浮かぶようにご紹介のお願いをすることでお客さんはイメージしやすくなります。
また、紹介する際にもお願いの仕方が重要です。
「その○○さまに当ネイルサロンは爪の健康を第一に考えたサロンですので、爪が弱くても綺麗に美しくネイルを楽しむことが出来ますとお伝えください」
といったように、紹介いただくお客さんへの価値を提案しながらお願いをするコトで紹介しやすくなります。
3紹介しやすい方法(ツール)を用意する
既存のお客さんが紹介する際に、紹介しやすいように紹介のツールはなにか用意をしておくと良いです。
もちろん、パンフレットやチラシといったものでも良いですが、紹介専用のツールを用意することをオススメします。
当店では3つの紹介方法があります。
その一つとして、『ご紹介商品券』 というものを活用しています。
割引券ではなく商品券といったようにネーミングを変えるコトでサロンの価値を落とさずにご紹介をいただけるようにしています。
また、ご紹介する側の「割引のために紹介したのではない」という思いを軽減させることもできます。
この紹介商品券の抑えるべきことは、年中お願いをするのではなく、期間限定にすることで紹介商品券に価値が生まれます。
また、期間限定にする理由として「例:お陰様でご好評を頂きご新規さまの枠がすくない」といったことをお伝えすることでサロンの価値もあげることができます。
年中、『紹介をお願いする、キャンペーンする』とサロンの価値はドンドン下がっていきます。
おまけ
最後に、紹介してくれる方というのは共通してほとんどが善意です。
そのため、形としてしっかりお礼すること以上に大切なことは、ご紹介いただいた後の経過報告をすることです。
「先日、ご紹介いただいた〇〇様ですが、ご来店いただき次回予約も頂きました。ありがとうございます。」
といったように割引やプレゼントよりも感謝の気持ちを言葉として伝えることも忘れないようにしてください。